13枚目のパターンは、G-5 の Poof 。
アップするのをすっかり忘れていました💦
14枚目のパターンより後のアップになってしまいました。作ったのはこちらが先です。
(2022.2.20完成)
制作メモ
ピース数
9
パターンについて
さてこのパターン名は Poof ですが、これは何だと思いますか?
Poof は、ここでは、例えば手品などで物がパッと消えるときの様子を表す擬音語だと思うのです。「パッ」とか「フッ」とか、「ドロン」(古い?)いった感じでしょうか。
雲のような形からもそうなのではないかなと思いました。
辞書を見てみました。
1 ⦅物が急に消えるときの音⦆ フッ,ピュー,パッ
― ランダムハウス英和大辞典(第2版) ―
Used to indicate a sudden vanishing: The magician waved a wand, and poof! The birds disappeared!
― American Heritage Dictionary ―
そうそう、そんな感じ。
ところが、Baby Janeのサイトを見て回っていたら、「女のような男」とか「女々しい男」といったように、別の訳をあてているサイトがいくつかありました。
大分ソフトな書き方ではあると思うのですが・・。
先ほどの American Heritage Dictionary の2つ目の訳に、こんな訳が出ています。
Offensive Slang
Used as a disparaging term for an effeminate man, especially an effeminate gay man.― American Heritage Dictionary ―
女々しい男性、特にゲイの人に対する蔑視表現ですね。
英英辞典の Collins や Oxford Advanced Learner's Dictionary を見るともっとはっきり書かれています。
Poof is an insulting word for a gay man.
[British, informal, offensive]― Collins ―
(British English, taboo, slang)
an offensive word for a gay manWord Originnoun:
mid 19th cent.: perhaps an alteration of the archaic noun puff in the sense ‘braggart’.
― Oxford Advanced Learner's Dictionary ―
Dear Janeキルトのパターン名は、後から著者の Brenda さんがつけたものだそうですし、各パターン名の解説があるわけではないのでわかりませんが、大好きなこのキルトに、Brenda さんが差別的な名前をつけるとは思えなくて。
そういうわけで、ここは最初の「パッ」とか「フッ」とか、「ドロン」とかだいうことにしておきたいと思います。
その他
さて、この真ん中の雲のような形のパーツですが、アップリケにするか、ピーシングで作るか迷いました。
12枚目のブロック (F-6) を作った時にアップリケが苦手なことが判明したので、アップリケは避けたいところ。
それに、アップリケにすると、下の地布の上に雲の布が乗るため、厚みが出てしまうのですよね。
そんなわけで、ここはピーシングで作ることにしました。
でも思ったよりも大変で、やっぱりアップリケにすればよかったかと途中で後悔したほどです。
アップリケにして、雲の裏側の地布の部分を切り取ってしまえば、厚みの問題はクリアできたのかも。
カーブがいびつになってしまったり、少ししわが寄ったりしてしまいましたが、なんとか完成。
Dear Jane キルト、カーブが多いなあ。