私のキルト時間

なかなかとれないキルト時間。貴重な時間を大切に使って素敵な作品を作っていきたいです。

【Baby Jane】Bennington Museumのサイト:Dear Janeキルトのページ紹介①

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あけましておめでとうございます。

年が明けてからそろそろ1週間。早いですね!!

今年もいろいろ忙しい1年になりそうですが、何とかやりくりしてパッチワークの時間をできるだけたくさんとれるようしたいと思います。
今年は Baby Janeと、ヘキサゴンを中心にしつつ、小物も作っていく予定です。

所蔵品詳細のページ

さて今日は、年末に紹介した、Dear Jane キルトを所蔵しているBennington Museumのサイトについて、さらに詳しく書いてみようと思います。

Bennington MueseumのHPで所蔵品を検索すると、Dear Jane キルトの詳細が見られる・・というお話は以前書いたと思います。(過去記事はこちら

ページ上部の Collection/Research をクリックし、ページ下の Visit the Searchable Online Database をクリック、さらに、左側の Keyword Search をクリックすると、好きな語で所蔵品の検索ができます。

この入力欄に Jane Stickle と入力すると、Jane さんの作品が2つ出てきます。

1つは絵、もう1つはキルトです。(絵の方についてはまた別に記事を書いてみたいと思います。)

キルトの方をクリックすると、以下のページへ飛びます。(最初にリンク載せれておけば上の説明は不要でしたね・・)

bennington.pastperfectonline.com

写真とキルトの向き

まず最初に目に飛び込んでくるのは、写真だと思います。

まずは全体写真。
Baby Jane の本の表紙の写真よりも色の変化がはっきりしていて、私はこれだけでも感激してしまいました。

また、ご覧いただくとお分かりのように、ところどころ拡大した写真が載っていて、キルトラインがはっきり見えるものもあります。これにも感激してしまいました。全部のパターンが載っているわけではないのが残念ですが、それは現地で見てのお楽しみ・・になりそうですね。

キルトの向き

ところで、今気づいたのですが、このキルトはどの辺が上になるのでしょうね?

Baby Jane を制作中の方は、Dear Jane の本にあるA-1とかA-2といったブロックの配置図(Diagram of Blocks)からもお分かりの通り、中心の緑色のパターンの左隣に星のパターンが位置するように、つまりサインのある角が右下にくるような向きで見ているかと思います。(著者のBrendaさんは、ピース数の文字が読みやすい向きを下としたようですね。)

でも、Bennington Museumの所蔵品の写真では、Brendaさんが見た向きを時計回りに90度回転させた向きで展示している・・ということになります。これはなぜなのでしょうね?
いつか博物館に行けたら、是非質問してみたいです。

Description 部分の紹介

本文についてですが、この博物館に所蔵されている品物、つまり Dear Jane キルトの詳細が書かれています。

モノはキルトのベッドカバー。
製作者は制作年度は1863年。(写真左列上から2枚目に刺繍あり)

Descriptionの欄には、キルトの概要が書かれています。
最初の2つについてはすでにご存じの通りです。

  • 5インチ x 5インチのブロック169枚を、中心を取り囲むようにして色ごとに四角形になるよう配置、ボーダーは三角形で縁はスカラップ、全部で5602ピース。
  • パターンも布も、全部違う
  • 左下の角
    -「In War Time. 1863」という記載(インク)と「Pieces. 5602.」という黒糸の刺繍あり。
    -下側に沿って Jane A. Stickle というサインあり。
     →針穴が残っているので、どうやら元は上に刺繍がされていたらしい、とのこと。
    -よくわからなかったのですが Six ply, double stitch thread with 8-10 stitches per inch. ってのは、これも刺繍の話ですかね?「
    6本どりのダブルステッチで、1インチあたり8-10目」ということでしょうか?
  • 裏布
    Linen back in two pieces stitched in center with strip of smaller pieces along top edge.というのもイマイチよくわからなかったのですが、裏布はリネンの布2枚を真中で縫い合わせ、上縁側は何枚かのストリップを縫い合わせている・・ということでしょうか。実物を見てみたい・・
  • 左縁の真ん中
    SBのクロスステッチあり。(写真右列一番上?)
    →Jane さんのお母さん(Sarah Blakely)のイニシャルで、お母さんの古いリネンのシーツを裏布に使ったからではないか、とのこと。

長くなってきたので、この辺で一度終わりにして、続きは次回。

今後も Dear Jane キルトについていろいろ書いていきたいと思いますが、間違いや勘違いなどにお気づきの方がいらっしゃいましたら、ぜひご指摘いただけるとありがたいです^^


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