今日は、半年くらい前に書きかけで寝かせておいた記事を、加筆してアップすることにしました。
Dear Janeが世界中に広まるきっかけになった1冊の本、Plain and Fancy についてです。
PLAIN AND FANCY
DEAR JANE の本を書いた Brenda Manges Papadakis さんが初めて Dear Janeキルトを見たのは、Plain and Fancy という本を読んでいた時だったそうです。(DEAR JANE より)
あれほどまでに心を奪われるとは、一体どのような内容だったのでしょうか?
そう思って Plain and Fancy を探してみたところ、Amazonで買えるではないですか!!
早速購入してみました。
2週間ほどで手元に届きました。
シンプルな装丁です。
タイトルは全部大文字で PLAIN AND FANCY でした。
副題は、Vermont's People And Their Quilts As A Reflection Of America 。
アメリカの歴史が、入植時代から解説されています。
歴史についてはまだ初めの方しか読んでいないのですが、独立戦争、南北戦争、そして、たぶんそれ以降のことも書かれているのでしょう。
合間合間にいろいろなキルトの写真が、ちょっとした解説と共に掲載されています。
芸術作品としてキルト作品があるのではなく、当時のキルトは生活密着型。
アメリカでの当時の人々の生活や、時代が反映されているのがとても興味深いです。
残されたキルトから当時の様子を垣間見ることができる、かなり面白そうな内容になっています。(しつこいけど、まだ前半&拾い読みしかできていない💦)
Dear Janeキルトの紹介ページ
さて、Brenda Manges Papadakis さんがDear Janeキルトに初めて会った問題のページ。
この本のちょうど真ん中あたりに、見開きで載っていました。
DEAR JANE の表紙の写真と同じくらいのサイズ(同じ写真?)と、イニシャルやピース数の刺繍が入っている角の部分の拡大写真、そして、たった9行の説明があるのみです。
たった見開き1ページのこの記事がすべての始まりで、以降、パターンを写し取り、製作者の Jane のことも詳しく調べ、世界中のキルターにこのキルトが広まるようになります。
こうして数々の Baby Jane が生まれることになったのかと思うと、それだけでもドキドキしますよね。
以上、PLAIN AND FANCY の紹介でした。