225個のパターンのうち、記念すべき最初の1つは中心のパターンにしました。
(2021.11.26完成)
Instagramで本の上に載せて写真を撮っている方がいて素敵だったので、真似してみました。
毎回、各パターンについて、私の勝手なちょこっと解説と、制作時のちょっとしたエピソードを書いていってみたいと思います。
制作メモ
ピース数
21
パターンについて
アメリカ合衆国インディアナ州の州都、インディアナポリスをイメージしたパターンです。
市旗はこんなデザインだそうです。
(Wikipediaより)
角度や色は違いますが、このイメージですね、きっと。
Dear Janeキルトは1863年あたりの作品のようですが、ちょうどこの頃、アメリカは南北戦争(1881~1865年)の真っただ中。
Wikipediaによると、南北戦争直後からインディアナポリスは北軍の結集地になり、戦時中には軍事上的にも交通的にも重要な場所だったそうです。
また、1861年には、大統領の就任式に向かうリンカーンがインディアナポリスを訪れたとか。
Janeさんがこのパターンをつくったのは南北戦争よりも前だという可能性もありますが、もしかしたら、当時注目されたこの都市に何かの思いを込めてこのパターンを縫ったのかもしれません。(Janeさんが住んでいたのはジョージア州だったはず、たしか。)
そうやっていろいろ想像してみると、ちょっと面白いですね。
色えらび
以前の記事で赤系にするか緑系にするか悩むと書きましたが、結局緑色にすることに決めました。
理由は2つ。
- オリジナルの作品の真ん中が緑系だったから。
- 市旗にあわせて真ん中を★にしたかったのですが、ちょうどいい感じに使える布がこの緑しかなかったから。
そういうわけで、オリジナルの作品同様、緑色にすることにしました。
裁断、ピーシング
4.5インチ四方、思ったよりも小さかったです。
小さいので縫い代は5mmで取ったのですが、私の太い指では、小さいピースの作業が大変でした。
反省点
長らくパッチワークから遠ざかっていたせいもあり、カーブの縫い合わせの仕方をすっかり忘れてしまい、慌てて調べました。
そのせいもあり、1つだけ少し強めに糸を引きすぎたのか、少しつれてしまいました。
もう一つの反省点は、四隅の緑の部分。
真ん中だけでなく、ここにも綺麗に星がくるように裁断するべきでした・・。
作り直しはイヤなので、反省するだけで終わりにしておきます(笑)
布目の方向や縫い代の倒し方について
この本は、布目の方向や縫い代の倒し方については全く書かれていないので、悩む箇所が結構あります。
中心の四角は浮き上がらせたかったのですが、縫い代が重なってデコボコしてしまいそうなので、沈めることにしてしまいました。
裏側公開
裏側も公開。
布がほつれて大変なことになっていますが、後から作る方の参考になれば。
ただし、他の方の作品を参考にしているものの、自分の都合で変えてているところもありますのでご注意くださいね。
アイロンで押してみたのですが、縫い代が細いせいかすぐに起き上がってしまいます。
トップをつなげるときには、縫い代の向きを気をつけないといけないですね。
さて、次はどのパターンをつくりましょうか。
それを考えるのも楽しいです。