以前紹介した東京キルトフェスティバルのレポート記事の中で、日本各地の伝統工芸とコラボした商品を出している、Cohanaという手芸用品メーカーを紹介したことがあります。
quilt-life-miraido.hatenablog.com
私は歴史とか日本文化とか伝統工芸とかが大好きなので、このメーカーのコンセプトとデザインは素晴らしいと思い、ひそかに応援しています。
こういう日本の伝統工芸もだんだん後を継ぐ人が少なくなり、規模がどんどん縮小し、いつかは無くなってしまいそうなものがあるので、こういった商品がもっと広まって、そういう伝統工芸も途絶えることなく続いていけばいいなと思っています。
キルトフェスティバルで一目ぼれした曲げわっぱの裁縫箱(刺繍フープ付き)も、1年悩んだ末に、購入してしまったほど。
そして、昨年のクリスマスプレゼントには、Cohanaのマグネットスプールを夫に買ってもらいました。
波佐見焼の針立てです。
中にマグネットが入っているので針を刺す必要がなく、ただ中に入れるだけで針が吸い付いてくれます。
だから、逆さにしても針が落ちません。
私はうっかり針を落としてしまうことも多いのですが、そんなときもこれで針探しが簡単にできます。
小さい割にはずっしりとした重みがあり、その重みと手触りから焼き物だということがわかります。
波佐見(はさみ)焼とは、長崎の波佐見町あたりで作られている陶磁器で、400年くらいの歴史がある焼き物だそうです。
今回その存在を初めて知りました。
「はさみ」という、手芸道具のような名前もちょっと素敵ですよね。
どれも高価なものなのですが、モノがいいだけに、大切に使えば一生モノになるはずです。
お金をためていつか伊賀の組み紐とコラボした「庄三郎のはさみ」が欲しいなと思っているのですが、これはもう少し先のお話・・・と思っていたら、ベルメゾンにこの商品があるのを発見。
株主優待を充てると少しだけ上乗せすれば買えそうなので、今思い切って購入するか、悩み中です。
日本の伝統工芸の応援を兼ねての出資・・と言い訳しつつ、良い商品を揃えても良い作品が作れるわけではないので、作品づくりもしっかり進めていきたいと思います。